イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達・番外編】2階級元チャンプ、“ザ・サンダー”ことアルツロ・ガッティ、変死体で発見される。

壮絶な殴り合い、死闘を繰り広げたという意味では、ボクシング史上に残る最高の試合を見せた1人と言われるのが、スーパー・フェザー級とスーパー・ライト級でチャンピオンに輝いたアルツロ・ガッティ。2007年にリングからは引退しているが、彼が旅行先のブラジルで11日、37歳の若さで変死体となって発見された。

ガッティは、40勝9敗、31KOという戦績で、血しぶきをあげながら壮絶な殴り合いを繰り広げる死闘のボクサーとして知られたが、2007年、アルフォンソ・ゴメスに破れ引退宣言となった。

妻アマンダさんとガッティは、生後10か月の我が子とともに、2度目のハネムーンを楽しむためにブラジルに旅行に向かい、しかし11日午前6時ごろ、ビーチの美しい観光地ポルト・デ・ガリーナスのホテルの一室で、首と後頭部から出血という下着姿で発見された。

遺体からは銃弾も刺し傷も発見されていないが、床には血の跡が残っており、妻や子供には全く危害が加えられていないなども含め、地元警察は殺人事件の可能性も高いとして捜査を進めている。

なお、ガッティとNY州アスレティック・コミッションは、彼との対戦でボクサー人生を終わりにされたとしてジョーイ・ガマチェから訴えられており、週明けにもニューヨークの法廷で証言台に立つところであった。

気になることに、彼の親友であり、4度チャンピオンの座に輝いたブラジル人ボクサーのアセリノ・“ポポ”・フレイタスは、ブラジルG1のWEBサイトに、“ガッティや奥さんとも親しく付き合ってきたが、彼らは夫婦間のトラブルを抱えており、破局の危機にあったと思う”と述べている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)