今月15日午前2時頃、パッタヤにてフランス人男性観光客（52）が若者たちに襲われ、大怪我を追った。若者たちはフランス人観光客の金品などを盗み、逃走している。

警察の調べによると、フランス人男性は、タイの観光地として名高いパッタヤの海辺を、夜風に当たりながら一人歩いていた。

すると、とある若い女性が寄って来て、売春を持ちかけてくる。それに対し、フランス人男性は、そのつもりがない旨を伝え断った。

するとその直後、突然若い男たち3人が出てきて、このフランス人男性に対し暴行をはたらいた。そして犯人グループは、フランス人男性が身につけていた金のネックレスや指輪、および5,000ユーロ（約67万円）、クレジットカード、携帯電話、パスポート、タイバーツが入ったかばんを盗み車にて逃走したのだ。

フランス人男性は、暴行を受けたことにより、鼻の骨は折れ、唇などから出血している状態だったという。また被害総額は50万バーツ（約160万円）にもなるそうである。

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警察によると、強盗の若者たちのうち、すでに一人は逮捕したという。しかし、売春を持ちかけた女を含む他の者達はいまだ逃走中であり、警察は行方を追っている。

タイの報道によると、実はこのフランス人男性。今回が初のタイ旅行で、なおかつ被害にあったのはその初日の夜だったという。なんとも不幸で気の毒な話であり、フランス人男性の悲しい気持ちは計り知れない。
（TechinsightJapan編集部　若曽根了太）