身長差152センチ “世界一背の高い女性”と”世界一背の低い女性”が初対面…
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タイでは現在、新型インフルエンザ感染者が驚異的に拡大している。そのため、街中にはマスクを着用している人を多く見かけるようになった。
そうした状況下、タクシー運転手の中には、マスクを着用した人の乗車を拒否することがあるという。
先日、ある女性が新型インフルエンザ感染予防としてマスクを着用したまま、タクシーに乗ろうとした。しかし、タクシーの運転手はその女性のマスク姿を見て、新型インフルエンザにすでに感染しているのではないかと疑い、乗車を拒否した。
これを受けて女性は乗車拒否を受けた旨を訴え出たのだが、最近、こうしたケースが街中で散見されるという。
そのためタイ保健省は、マスクの着用者に対する差別をしないよう呼びかけた。マスクの着用は、新型インフルエンザ感染を防ぐための正しい行為だとしている。
またタイ警察も、もしタクシーやバスの運転手がマスクを着用している者に対してその乗車を拒否をした場合、1,000バーツ以下の罰金の処すと発言している。
ただし、警察は、たとえばバスなどに同乗している多くの人に対して感染させてしまう恐れがありそうな症状を見せている者については、その乗車を拒否することができるとしている。
現在、新型インフルエンザ感染者が爆発的に拡大しているタイにおいて、感染予防のためのマスクの着用は自然だ。よってマスク着用を理由に乗車を拒否されるというのはなんとも切ない。しかし、もともとタイのバンコクでは、タクシーの乗車拒否なんて日常茶飯事のような気がしないでもないが。
(TechinsightJapan編集部 若曽根了太)