writer : techinsight

飾るだけではもう古い!20年前の写真もこのフォトフレームなら超簡単デジタル化。

デジタルフォトフレームは、デジカメの普及とともに発展したデジタルツールである。デジカメのデータだけを扱っているなら問題はないのだが、依然として困るのがプリントした写真の取り込みである。友達にプリントしてもらった想い出の写真を取り込むには、これまでパソコンとスキャナを利用してデジタル化する必要があった。

しかし、(株)ティー・エム・ワイの販売するデジタルフォトフレームDPH-MS05Bは、なんとスキャナが内蔵されていて、プリント写真をそのままデジタル化してスライドショーを表示することができる。


プリント写真をパソコンでデジタル化するのは非常に面倒である。フラットベットスキャナの場合だと、一度に2,3枚をスキャニングして、各写真ごとにトリミングして、ファイル名を付けて保存し、その後デジタルフォトフレームに転送しなければならない。

一方で、プリント写真のデジタル化サービスを行っている会社に依頼すると、コストが高くついてしまう。

その点、DPH-MS05Bならば、内蔵されたスキャナに写真をくぐらせるだけで、すぐにデジタル化が可能となる。1枚あたり数秒でスキャニングが終わるので、貯まった写真をどんどん入れていくだけでよい。スイッチ一つで操作できるのが嬉しい。

内蔵メモリ1Gに大量の写真をストックできる以外に、外部メディアの接続端子も国内で流通しているものは全て対応しているので、デジカメのメディアをそのまま読みこませてスライドショーを表示することもできる。PictBridge規格対応プリンタを接続して、プリントすることも可能である。

さらに、MP3ファイルの音声や、MPEG1/4の動画ファイルも再生できるので、DPH-MS05Bをマルチメディア管理ステーションとして位置づけることもできる。好きな写真のスライドショーを楽しんだり、映画を見たり、音楽を楽しんだりできる。

旅行に持参しても楽しみが増えるだろう。
友達同士で観光を満喫しながら写した写真を、ホテルにチェックインしてからみんなで見ることができる。

想い出の写真は、年齢を重ねるとともに増えていくものである。年配のユーザーは、自分の子供時代の写真、成人してからの写真、娘が生まれてから嫁に行くまでの写真などをフォルダ分けしておくと、しみじみ想い出に浸ることができそうだ。

メーカー希望小売価格は24,800円となっており、全国の量販店や電器店で販売される。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)