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いったいなぜ?マイアミの路上にサメの死体

警察に通報があるまでの3時間ほどの間、マイアミの路上に死んだサメが放置されていた。不当にサメを殺し、放置した男たちが捕まれば、相応の罪に問われることになるだろう。

本年4月には、オーストラリア南東部沿岸の街、ビクトリア州ワーナンブール(Warrnambool)で、地元新聞社の事務所の玄関前に約70センチの生きたサメが放置されるという出来事があった。場所が新聞社だったこともあり、恨みからの行為であるのか、それとも何かしらのメッセージを送りたかったのかといささかの物議を呼んだ。

今回フロリダで放置されたサメは、ワーナンブールのサメよりも大きく、2倍ほどもあるが、特にメッセージ性はなかったことが明白だ。

なぜなら、2人の男が、この死んだサメを売りつけようとマイアミの魚市場を回っていたからだ。しかし、どこからも相手にされなかったのである。それはそうだろう。哀れなサメに罪はないが、チンピラ2人が担ぐ、どこのものともつかない怪しげな死体を引き取るわけにはいかない。窮まった男たちはやむなく、このサメを路上に置き去りにしたというのが、この事件の真相である。
(TechinsightJapan編集部 田中箇)