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夏休み、様々な体験教室やイベントが開かれているが、アート系のイベントに親子で参加するというのはいかがか。子どもたちが画家と一緒にアート作品をつくることで、日常から体感できない感受性を養おうというイベントが来月開催される。
株式会社クリスタルみやびは、子どもたちが画家と一緒にアート作品をつくることで、日常から体感できない感受性を養う「子どもたちと国展入選画家で現代アートをつくるイベント」を来月13日から開催する。
これは、「子どもはアートの天才!画家とアートをつくろう!」と題して行われるもので、アート作品をつくれる体験コーナーや、動物アートの展示即売会などが催される。キャラメルポップコーンを食べながら、気軽にアートを楽しめるようになっているという。
イベントのメインは、何と言っても子どもたちとプロの画家が共同で貼り絵の作品づくりを行えるということだ。イベントには国展や二科展で入選歴のあるプロの画家・田中拓馬氏が登場。田中氏自身も2歳の子どもを持っており、今回のイベントでは子ども達とともに、動物をモチーフとした油絵を描く予定だ。
主催する株式会社クリスタルみやびの原明美代表取締役は次のように話す。
「多くの参加者が一つの絵をつくりあげていく過程で、子どもたちには自分とは違うものを認め、自分なりに受け止めていってほしい。ただ仲良くなるだけではなくて”異質”も含めて他者を理解し、人と人との付き合いをすることの大切さを、子どもたちに伝えていきたい」
原氏は自身の子ども時代に壮絶ないじめを体験しており、このイベントを通して異質を排斥するのではなく認めることで、子どもたちのいじめの根絶にもつながればと話している。
なお、株式会社クリスタルみやびでは今回のイベントで得られた収益の50%をさいたま・浦和区の児童福祉施設に寄付するという。
この「子どもたちと国展入選画家で現代アートをつくるイベント」は8月13日(木)から19日(水)にさいたまし浦和区高砂の「喫茶まりも」にて開催される。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)