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SNSで、せっかく日記を書いたり写真を公開しても、コメントがつかないのはさびしいことだ。そこで、そんな「一人っ子」を撲滅すべく、「コメント0対策委員会」が立ちあがった。コメントが付かない日記を人力で救済するというユニークなサービスを始めるという。
「恋人出来たら即退会」や「日記は基本的に非モテな悲惨話縛り」といったルールでおなじみの「非モテSNS」は、「コメント0対策委員会」を発足した。コメントが付かない日記へ人力でコメントをするサービスを実施するという。
「非モテSNS」は、会員数2万3千人を誇るSNSサイトだ。ネット用語で「非モテ」と呼ばれる、異性から好意を寄せられない人々を対象にしたサイトで、昨年11月に開設。コンセプトは「非モテが互いに傷を舐めあったり、非モテ男女が出逢ったりするSNS」だ。「恋人出来たら即退会」や「日記は基本的に非モテな悲惨話縛り」といったユニークなルールが設けられている。
サイトを運営するのは、「えがちゃん.net」を運営する、永上裕之氏・22歳。平日はサラリーマンとして営業職をこなすなか、休日は大好きなウェブ制作をし、現在、100個を超えるウェブサービスを公開している。
今回そんな「非モテSNS」に新たに登場したサービスが、「コメント0対策委員会」だ。コメントがつかない「一人っ子」の日記に対して、定期的に巡回を行いコメントを付けていくという。とはいえ、全日記を対象にすると膨大な量になってしまうため、日記タイトルに「非モテ」というワードを書き入れることで優先的に「コメント0対策委員会」の救済対象となるという。
「非モテSNS」と永上氏は、「日記を書いたけれどもコメントが付かないという事をなくし、究極の馴れ合いの場を提供したい」とコメントしている。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)