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パンデミックや震災に備えたシンクライアントの構築を仮想環境に対応 ソリトンシステムズ

パンデミックや震災の発生時に求められるのは、社員及び家族の安全確認と事業継続性の確保である。理想を言えば全社員が自宅待機になっても、自宅パソコンで業務を継続できる状況が望ましい。これを最も効果的に実現するのが、一切のデータやシステムをサーバーに置いて、端末からは操作だけを行うシンクライアントである。

シンクライアントを支えるサーバーは、1台の実機の中に複数の仮想環境を構築し、これをユーザー単位で割り当ててLANまたはインターネット経由で利用するというものだ。

その際、サーバーにログインする際のセキュリティが問題となるが、「SmartOn」および「InfoTrace」というセキュリティ対策のソフトウェアについて、サーバー側では、VMware ESX(TM)およびマイクロソフトHyper-Vを確認し、インターネット経由でも安全な通信が確保される。

「SmartOn」および「InfoTrace」で、VMware Viewなどの仮想デスクトップ環境に対応することにより、シンクライアント端末または通常のPC端末を使用する遠隔接続システムでのセキュリティ強化を実現します。

日常業務での持出PCはもちろん、在宅勤務、さらにはパンデミック時におけるPCのモバイル接続などで、確実なユーザー認証や操作記録の取得を実現する。
本ソリューションでは、企業の社内システム需要を中心に対応していくとともに、DaaS(Desktop As A Service)や遠隔シンクライアントシステムを前提とするMVNOなどのサービス提供業者との連携を図ることが可能となる。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)