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7月12日の阪神-巨人は、2夜連続の12回延長戦となったものの決着はつかなかった。両者ともあと一本が出ないもどかしい試合展開の中で、注目すべきは九回土壇場で同点適時打を放った松本だ。
阪神は八回から代わったアッチソンがピリっとせず、八回途中で守護神・藤川をマウンドへ送った。その藤川は李を三振、続く脇谷をショートゴロに打ち取りピンチを凌いだが、九回、松本に同点となる適時打を許してしまった。2夜連続の12回延長戦は、両者ともあと一本が出ずに引き分けとなった。
九回に同点適時打を放った松本は、この日5打数3安打。逆方向へ流せる打撃は巨人打撃陣の中では非常にコンパクトなバッティングで貴重なのだが、欲を言うならもう少し「ボールを見る」目を養ってもらいたい。体格的にも阪神の赤星を思い出してほしい。
赤星は2ストライクまで徹底的にボールを見ていき、追い込まれてからはひたすらファールで粘る。あの粘りが松本にも出れば、相手投手にとっては相当嫌な打者となるはず。今の松本は一つの打席ごとに丁寧さと粗さが見てとれる。いやらしい打者がいない巨人打線の中で、松本の成長がチームの未来を担う事になるかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 林裕之)