writer : techinsight

『怒首領蜂 大往生ブラックレーベルEXTRA』不正使用発覚も、一筋の光明か?!

19日、株式会社5pb.のゲーム事業部5pb.Gamesのサイトに掲載された、『弊社販売ゲームソフトに関するお詫び』。こちらは、2009年2月19日(木)に発売されたXbox360 専用ゲームソフト『怒首領蜂 大往生ブラックレーベルEXTRA』において、プログラムソースコードの不正使用が発覚したという内容のものだ。

この告知を受け、株式会社アリカの代表取締役副社長 三原一郎氏が自身のブログ『Mihara’s sub Layer』で「360版大往生の修正版は、西谷の特令として私が修正版を担当します。」と発言をしたことから、ネット上でファンから「光明が!」との期待があがっている。一時は「PS2版のデータをエミュレーターで動かしているのでは?(三原氏もブログで述べている)」という意見がでていたほどのこの作品、今回全貌が明らかになったことで、図らずもファンが喜ぶ方向へと進みそうだ。

同ブログでは、今回の盗用の件について「5pb.社長の志倉氏が賠償も行い、事実を公開し、社会的制裁を受けた上でやり直したい。そう言って謝罪にきた」ことで、株式会社アリカ代表取締役社長 西谷 亮氏が許し、5pb.を助けることにしたのだという経緯も明かされている。

この『怒首領蜂 大往生ブラックレーベルEXTRA』は発売当初より不具合の多さが指摘されており、まとめサイトをみると、「2人プレイをするとプレイ時間の増加が実際の倍以上になる」「タイミングが悪いとコンボが繋がっていても得点が正常に入らない」など、様々な事象が目白押しだ。

「いちから全部作り直した方が完全版が作れる」という三原氏だが、様々な問題からそれは難しいという。オンライン修正は基本4メガまでしか許されていないという現状でどう対応していくのだろうか。「・・・つーか、これで過労死したら、ほんと葬式ぐらいには皆来てくれよ(笑)。」というほどに多忙を極めているという氏に、怒首領蜂ファンは是非エールを送ろうではないか。
(TechinsightJapan編集部 北島要子)