
Yahoo!オークションを利用したことがある人は大勢いるはずだ。
これは基本的にはその国内での取引を主とするサービスだが、実は世界に目を向けると、Yahoo!オークションを遥かに凌ぐ規模のオンラインショッピングモールが存在していることがわかる。
では何故、“それ”が日本ではあまり浸透していないのだろうか?
『eBay』は世界最大規模のインターネットオークションサイトだ。
現在の会員数は2億7,000万人。実に多い。さすが世界一といわれるだけのことはある。
それで、何故それだけの規模のものが日本で浸透していないのか、だが。
理由は簡単だ。“英語が主である為、日本人には馴染みにくい”の一点に尽きるだろう。
(まあ他にも細かい要因が関係しているとは思うが)
少々脱線するが、実はおよそ9年前、『eBay』は一度、日本進出している。しかし会員数の伸び悩みから撤退を余儀なくされてしまった。
やはり現在では主流となっている出品料や落札料などの利用料金システムが受け入れられなかったのだろう。
(ちなみにYahoo!オークションは、eBay撤退前は利用料金システムは導入していなかった。利用料無料の方へ人が流れてしまうのは仕方のないことといえる)
現在では日本国内のオークションでも利用料システムが取り入れられているが、『eBay』は基本的に世界向けである為、英語が苦手な日本人には受け入れられにくい。
このような理由から、『eBay』は日本では敬遠されがちなのだ。
そこで、インターフュージョン株式会社は、北米『eBay.com』への出店代行サービスを開始した。
過去にも『個人輸入代行』や『オークション代行』といったものはあったが、『自社ショップ出店』の代行サービスは業界初となる。
必要な情報さえ提供すれば、「英語が何もわからないよー!」という人でも海外向けのショップを展開することが出来る。
日本ではいまいち売り上げが伸びない商品でも、海外では意外と需要があったりするので、この機会に出店してみてはいかがだろうか。
日本フリークの外国人がそう言っていたので挑戦する価値はありそうだ。
(ちなみに外国人は全員日本フリークなわけではない)
(TechinsightJapan編集部 瀬下なつき)