イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達・番外編】マドンナ執念実る? マーシー・ジェームズちゃんの養子獲得決定か。

マラウィ生まれの養子デヴィッド・バンダ君のために、是非もう一人。母マドンナは、同国の孤児院で暮らすマーシー・ジェームズちゃんの養子獲得を目指したが、マラウィ裁判所は4月、 “人道上の理由” からこの申請を却下した。あれから2か月半、諦めずにラブ・コールと経済支援を続けたマドンナの執念が、どうやらマラウィの人々の首を縦に振らせたようである。

マドンナは、デヴィッド・バンダ君との養子縁組でも分かるが、マラウィ共和国へは施設建設や経済支援を続けて来ている。マドンナは、母親をエイズで失い孤児院に預けられた乳児期のマーシーちゃんに会い一目惚れ、ぜひ養女として迎えたいと長いこと望んでいた。

マラウィも頭が上がらないマドンナのこと、スムーズに申請は受け入れられるかと思ったら大違い、実父の存在、祖母の猛反対、児童人権保護団体が養子を海外に出すことに猛反対、こうした逆風が続き、ついに4月3日、裁判所はマドンナの申請を却下した

だがここに来て事態は一転、相変わらず経済援助を続ける慈悲深いマドンナの姿勢が人々の心を動かしたのか、マーシーちゃんとマドンナの養子縁組が、ついに成立する動きをみせたようだ。実父ジェームズ・カムベワさんの、驚きを隠せないコメントがそれを物語っている。

「こんなことになるとはまるで想像していませんでした。裁判所がこんな風に決めるなんて…。何かアクションを取るべきなのか、自分ではどうしてよいのか分からないので、とにかく周囲の人々に相談するのみです。今は何も語れません。」

「私の最後の言葉は、私の努力が報われないのであれば、娘のマーシーをとにかく大事に育ててもらいたい。娘が大きな幸せをつかむよう私はとにかく祈る、そう発言しました」と肩を落としている。

マラウィ時間の15日には、マドンナにマーシーちゃんの養子縁組申請の承認手続きがなされるとする情報もある。経済力と慈愛を、これでもかこれでもかとアピールしてくる超金満セレブに、“人道上の理由”などどうして勝つことが出来よう。これが発展途上国の辛い現実なのだ。

(TechinsightJapan編集部 Joy横手)