5月下旬、元ヘビー級世界チャンピオンのマイク・タイソン（42）の4歳の娘エクサダスちゃんが、トレッドミル（ランニング・マシーン）の電気コードに首を絡ませ窒息している姿で発見され、父マイクの懸命の祈りも虚しく、運ばれた病院にて息を引き取った。この悲しいニュースから約2週間。なんとタイソンがこの6日、ラスベガスで極秘に挙式していたことが分かった。

こういう時日本では「なんと不謹慎な、喪に服す期間がたったの2週間だと？」となるのであろうが、アメリカでは「娘さんを亡くしたあの辛い事故から2週間、ようやくタイソンに笑顔が戻った」と喜んであげている。そのため、一応おめでたい話題としてお伝えしたいと思う。

3度目の結婚のお相手は32歳のラキハ・スパイサーさん。ただしタイソンの代理人によれば、この女性は、5月26日に亡くなったエクサダスちゃんと7歳の息子を育ててきた、アリゾナ州フェニックスで暮らす母親ではないという。

ラスベガス・ヒルトン・カシノ内にある「ラ・ベラ・ウェディング・チャペル」で6日、挙式の30分前に結婚許可証を手に入れたという二人が、夜10時頃リムジンで乗り付けたと神父のショーン・アブシャーさんはAP通信に語っている。

「たった二人だけの極秘の挙式でしたが、二人が真剣に愛し合っていることが伝わってくる、とても神聖な式となりました。二人は互いを思いやる温かい気持ちでいっぱいです。浮き沈みをいろいろ経験しているタイソンだけに、幸せになって欲しいものです。」

（TechinsightJapan編集部　Joy横手）