writer : techinsight

職業体験、エコキャンプ、高尾山修行。夏休み子ども向けイベント満載(京王)

「この夏、わが子に特別な体験をさせてあげたい」と考えているお父さん、お母さんは必見だ。京王電鉄から夏休みの豪華イベントが続々と発表された。

まずは職業体験だ。京王では「京王キッズおしごと隊」と題した、参加費無料の職業体験プログラムを実施。京王グループ各社が実施するもので、対象は小学生の子ども1名と保護者1名で、プログラムによっては学年制限がある。

その一例を紹介すると、フラワーショップ京王では7月29日に「お花屋さんになって花束を作ろう!」を実施。京王プラザホテルでは「ホテルのお仕事を体験してみよう!」を7月30日に実施。このほか、「電車の仕組みを知ろう!」「カメラマンになって写真を撮ろう!」「オリジナルパンを作ろう!」「保育士さんになって一緒に遊ぼう!」「コンサートの裏側を探検しよう!」など興味深いプログラムが多数用意されている。いずれも参加者は抽選で決定され、現在京王キッズおしごと隊のホームページで応募を受け付けている。

続いて、環境学習だ。京王電鉄の運営する体験学習施設「高尾の森わくわくビレッジ」にて、「第4回 環境を学ぶエコキャンプ」を今年も実施する。子どもたちが環境について考えるきっかけづくりとして、八王子・川町にある施設内で、8月21日(金)から22日(土)にかけての1泊2日で開催。キャンプ生活で使う水の使用量の調査や、食材の廃棄量を意識した野外炊さんなど、様々なプログラム体験を通じて環境について楽しく学ぶキャンプとなっている。

(京王HPより)

実施にあたっては東京YMCAグループが協力するほか、キャンプには京王電鉄の社員がボランティアで参加し、グループリーダーとして子ども達の生活を24時間サポートしてくれる。野外でカレーをつくったり、川でみつけた生物を観察するといった、都会の小学生ではなかなかできない自然に触れる体験もできるようになっている。

対象は小学2年生から6年生までで、参加費は7500円。現在、参加者の応募を受け付けており、応募者多数の場合は抽選となる。応募は往復はがきに参加者氏名(フリガナ)、年齢(学年)、性別、郵便番号、住所、電話番号、保護者氏名、どこでキャンプのことを知ったかを記入し、〒206-8502 東京都多摩市関戸1-9-1 京王電鉄株式会社 開発企画部「環境を学ぶエコキャンプ」係へ。今月30日まで受け付けている。

最後に、高尾山の修行体験合宿を紹介したい。1970年より開催されており、毎年恒例、今年で37回目となる高尾山峰中(ぶっちゅう)修行体験合宿が応募の受け付けを開始した。これは、7月30日(木)から31日(金)と、8月4日(火)から5日(水)にかけてそれぞれ1泊2日で開催されるもので、豊かな自然に囲まれた高尾山で、座禅、法話、写経、入滝など普段ではなかなか体験できない高尾山薬王院の修行を体験する。また、ハイキングコースで自然観察教室などのレクリエーション活動も行う。

(京王HPより)

修行の内容は子ども向けとは言え決して生ぬるいものではない。毎年「夏休みに、だらけたわが子を鍛えなおしたい」と、多くの保護者がわが子を送り込む、有名な修行体験だ。また、最近では「お父さんまたはお母さんが昔参加したことがある」など、親子二代にわたって参加されている子どももいるそうだ。倍率が高いことでも知られ、昨年は160名の定員に対し476名の応募があった。

対象は小学3年生から6年生で、各回80名ずつ、合計160名を募集している。参加費は一人当たり9500円。応募は京王ホームページまたは郵便はがきで受け付けており、参加者氏名(フリガナ)、住所、学年、性別、電話番号および保護者氏名、参加希望日を記入し、〒206-8502 東京都多摩市関戸1-9-1 京王電鉄 広報部「高尾山合宿」係へ。こちらも今月30日が締め切りで、応募者多数の場合抽選となる。

いずれも都内各地域から参加できるので、京王線沿線の人はもちろん、そうでない人も、子どもの貴重な思い出作りに応募してみてはいかがか。全てのイベントの詳細は京王電鉄のホームページで公開されている。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)