父の日にプレトリアのキャンプサイトを訪れていた親子がでガスランプから漏れたガスのため、息子（４歳）が死亡するという痛ましい事故が起きた。少年の両親は離婚しており、普段母親と暮らす少年は父の日のこの日、離れて暮らす父親とのキャンプを心待ちにしていたという。

少年は、父と祖父の３人で週末を利用してキャンプサイトに釣りをしに来ていた。祖父の話によると、少年と少年の父が一つのテントで、祖父はその隣のテントで寝ていたという。日曜日の朝、祖父が２人に声をかけたが返事がなかったため、テントの中に入ると、真っ青な顔をして意識のない少年と、完全に意識が混濁してる少年の父親を発見、救急車を呼んだ。救急車を待っている間、祖父は少年に人工呼吸を続けていたが、少年は搬送先の病院で死亡、少年の父親は翌日退院した。

少年の両親は離婚しており、少年は母親と暮らしていた。しかも少年は喘息を患っており、事故直前の２週間は体調が悪く学校を休んでいた。久々に会えた父親との楽しい旅行、しかも父の日だったということもあって、少年の死は家族にとって非常に痛ましい結果をもたらした。

事故の原因はガスランプ。父親がガスランプの栓をきちんと閉めていなかったか、誰も気づかないような漏れがあったか現在調査中だ。
（TechinsightJapan編集部　近藤仁美）