株式会社エスロジカルは、Webサイト改ざん監視ASPサービス「サイトウォッチャーズ」のバージョンアップ版をリリースした。

10ページの監視が1日あたり30円の低料金はそのままに、流行ウイルス対策、改ざん箇所の差分(diff)確認機能追加、timeout制御の追加など各種機能を強化した。

サーバーの脆弱性を利用した改ざん攻撃に対処するには、多くの予算と手間を投入する必要があった。しかし、サイトウォッチャーズを利用すれば、一日30円という低料金で対応することができる。

「サイトウォッチャーズ」は、Webサイトの改ざんを監視し、改ざんが検知されるとサイト管理者へ警告メールを自動送信するサービスを、10ページ（URL10個）につき、1日30円（税込31,5円）の低料金、また7日以内の解約は無料というサービスだ。

2009年6月9日にリリースしたサイトウォッチャーズver2.0には、複雑化、悪質化する改ざん攻撃に対応するため、さまざまな機能追加、強化が図られており、最近流行の「GENOウイルス」、「JS_AGENT.AVR」対策も含め、改ざん箇所の差分(diff)も確認できるようになったバージョンアップ版は、従来版と同じ低料金で利用できる。

また、従来版はAPSサービスのみの提供であったが、ver2.0ではパッケージ版の提供も開始された。

専任のWeb管理者を置くことができない中小企業やSOHOユーザーに注目されるサービスと言えよう。

（TechinsightJapan編集部　真田裕一）