新作映画「Salt」ではロシアに滞在する女スパイを演じている女優のアンジェリーナ・ジョリー、その撮影現場での何かが波紋を呼んでいたようだが、この度アンジー側が声明を発表、何とか事なきを得そうだ。「全部フェイク」と報告された問題の「何か」とは一体？

現在新作映画の撮影を行っているアンジェリーナ・ジョリー、極寒の地ロシアに滞在する女スパイを演じる彼女が撮影現場で着用していた衣装は暖かそうなチンチラのポンチョにロシア風の毛皮の帽子。動物愛護団体から「待った！」がかかるのでは？と言われていたそれらの衣装について人々の注目を受けることを早くも予想してか、アンジー側は早速「撮影で使われている衣装の毛皮は全部フェイク」とPETA（動物の権利擁護団体）に向けて声明を出したようだ。

アンジーの衣装が「チンチラではなくフェイクファーだった」事を発表したPETA、世界最大規模の動物愛護団体であり、ポール・マッカートニーなども熱心な支援者であるという。毛皮を着用するセレブをやり玉にあげた「PETAワーストドレッサー」でも知られており、過去にはニコール・リッチーなどが選ばれ、「動物の皮をまとったガリガリの骨のような女性」とその「汚名」を受けていたようだ。

ちなみに2009年にはマドンナが「（毛皮を着て）若い男を狙うも、ピューマになれるわけがない」と皮肉タップリに「ワースト」に選出されている。
（TechinsightJapan編集部　GM）